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21/05/2008 ラム島 今月下旬に友人がケニアへ遊びにきてくれることになり, 友人がやって来るまで少し時間があるのし、ナイロビにずーっと居ても飽きるので、 海岸線まで小旅行に行ってきました。 今回行ったのはケニア東部の海岸線にあるラム島。 田舎で車が1台しかないって所に興味を持っていってみた。 ナイロビからは夜行バスで。 ラム島へ行くダイレクトバスは無いからマリンディを経由して行かねばならない。 例によって雨季だしマリンディからの道は未舗装なのでバスはガタガタ揺れるし、雨は窓から漏ってくる。 やっとこさ1日半かけでラム島対岸の村へ到着。 ここから渡し船で島へ渡るのだけど、船の中は人と荷物でぎっしり,まるで難民船みたいだったw 上陸するとそこは穏やかなアラブの島でした。 まず、道が狭い。モロッコのメディナの中を歩いているみたい。 これなら車が1台しかないのも納得。だって走れないもんw そして車が無いから荷物運搬の手段はもちろんロバ。 どこを歩いていてもロバとすれ違います。 人種はアラブ系が半分ぐらい。 服装はナイロビと違いイスラムの黒装束やカランガと言う華やかな布地に身を包んだ女性が多い。 そして、あまりうざい客引きみたいのがいなくて、多くの人はとても穏やか。 挨拶も英語よりスワヒリ語を使う人が多いかな。 ここのところ、とても人が悪いエチオピアやとても治安の悪いナイロビにいたので、 この治安のよさ、人の良さはいいですね! 道端で売られてるムシカキ(串焼き)を食べたり、生姜風味のチャイを飲んだり。 もちろん朝はアザーンで目を覚ましましたよ。 穏やかっていいことだ。 ムスリムの世界の穏やかさを再認識する小旅行でした。 16/05/2008 赤道直下の氷河を観に行こう! ケニア山登山5(下山) 昨夜はぐっすり眠った。 気持ちいい目覚め。 ケニア山登ったんだなあっていう感慨もある。 今日は2時間下るだけなのでゆっくりと食事。 支度を終えて、レンジャーと握手して2泊したメッツステーションを後にする。 歩き始めると案の定両腿が痛いw 昨日の下りで筋肉痛になったらしい。 同じくAさんもしんどそうだった。 急ぐ必要は全く無いので(もっとも急げないけどw)ゆっくりゆっくり下り。 途中で、バファッローや象の足跡は見かけたけど、残念ながら遭遇はできず。 10:30頃に前方にゲートが見えてきた。 ああ、着いた。 面白いトレッキングだっただけにこれでおしまいなのが少し寂しい。 しばらく待つとツアー会社のおやじがマタトゥに乗ってやってきた。 マタトゥに乗り込みあっけないくらいあっという間にナルモロに到着。 到着後はとりあえずビールでしょ! ツアー会社と併設のホテルのレストランに直行。 僕もAさんも気が大きくなっているので、 ルーベンとツアー会社のおやじにもビールとランチをふるまい宴会。 あぁ!下山後のビールはうまい!! ルーベンにチップを渡し(少しけちって2000Ksh渡したので彼はもっと欲しいようだった。) 二人に見送られマタトゥでナルモロを後にしました。 ケニア山登山、思った以上にいい山で登っていて楽しかった。 こういう充実感っていうのはホントにいいものだ。 難しいだろうけどいつか最高峰のBATIANに登ってみたいな。 15/05/2008 赤道直下の氷河を観に行こう! ケニア山登山4(山頂アタック)前日の夜は2時間ぐらい寝たところで目が覚めてしまい、その後はなんか目がさえて眠れなかった。 ただ、横になっていたら途中から頭が痛いのと寒気のようなものがあったのがなくなり、 体はだいぶ慣れてきたみたい。 AM2:00にベットから起き出発の支度。 体を動かすと少し頭が痛い。高度障害の影響が出始めているみたい。 トイレに行こうと表に出たら素晴らしい星空!そして真っ暗な中にも迫力のある風景を見せるBATIAN、 心の中に田上の入場テーマが鳴り響く。 なんか一気に盛り上がってきた! 寒さや頭痛なんかも吹っ飛んでしまった。 お茶を飲みビスケットを食べてAM3:00に出発。 ヘッドライトを付けてガイドのルーベンの後を付いていく。 すぐに稜線へ行くガレ場の急登になったが、寒さのため足元が締まっていてあるきやすい。 そしてなにより、気持ちがたかぶって脳内麻薬ががんがん出ているので寒さも高度障害もまったく感じない。 思わず嬉しくて鼻唄なんか口ずさんじゃうくらい! 心配されたAさんも苦しそうだがどうにか歩けてる。 AM5時過ぎに稜線に到着、無人のオーストリアンハットで小休止。 空がだいぶ白々としてきて東の方は明るくなってきている。 夜明け前だ。ますます気持ちがたかぶる! そして、いよいよレナナ峰にアタック。 目の前にあるのですぐに着くかと思ったらけっこう遠い。 しかも、さすが高度があるので足元の岩には雪や氷が着いていて歩きづらい。 高度障害の影響も出てきた、頭を動かしたりするとクラクラするし、 手足にあまり力が入らない。 もう山頂が見えたというところで夜明け。 反対側のシリモンルートから山頂へ向かう人が見えた。 この辺になってくると完全に岩山になり、 何ヵ所かは両手両足を使って慎重によじ登らなくてはいけない箇所も出てきた。 Aさんは気持ちがハイになっているようでそれまで後ろに着いていたのに、 急に先頭に出て岩をのぼり始めた。 「これじゃアイゼンとピッケルが必要だよ!」って言ってるがろれつが回っていない。 危ないなあ、、。Aさんの様子を確認しながらゆっくり登る。 最後の岩をよじ登ったところでケニアの国旗が目に入った。 着いたぁー!!! 思わず叫んでしまった。 ついに4980mのレナナ峰登頂!! 嬉しい! 山頂でAさん、ルーベンと硬い握手。 この人たちと登ってよかった。 記念写真をとり、あたりを見回すと朝の陽射しに最高峰のBATIANが黄色く照らされ美しい。 麓は全て雲海。 またすばらしい感動を体験できた。 下山は凍った岩の上を慎重に降る。 アイゼンを付けるほどではないけど、落ちたらやばいところもあってけっこうびびる。 その後は写真を撮ったりしながらゆっくり降る。 降りれば降りるほど空気も濃くなるので楽。 8:30頃マッキンダーズキャンプに戻りました。 ここでしばらく休憩。 頑張れば今日の内にナイロビまで十分戻れそうだけど、まあ無理することもないだろう。 少し昼寝をして目を覚ましたら小屋の周りはハイラックス(ねずみのお化けみたいの)だらけ。 10匹以上はいるかな。人を恐れないみたいである程度まで近づいてもまったく逃げない。 これ焼いて食べたら絶対美味しいと思う。 昼食を食べて昼過ぎに下山開始。 少し天気も悪くなったけど、大した雨にも降られず樹林帯近くまで下山。 最初は先頭を歩き岩の上をたったと降りていたAさんだったがこの辺から失速。 どうやら、足に豆ができてしまったらしい。 まあ今日のゴールも近いしゆっくり歩いて15:00にメッツステーションまで下山。 Aさんはもう一歩歩くのも苦しそう。お疲れさまでした。 ここで気がかりだったのがケロシン代。 ここのレンジャーは足元を見て前回400Sh要求してきやがったのですが、 Aさんの強烈な交渉とタバコ&ウィスキー攻撃で今回はなんとフリーになりました! 友達価格って事かな。 夜はレンジャー、ガイドも交えて楽しく話し込み、 さすがに疲れたので20:00にはテントで横になりました。 前回はここはけっこう寒かったんだけど、高い所から降りてきたせいか寒さも感じずにぐっすり爆睡! 14/05/2008 赤道直下の氷河を観に行こう! ケニア山登山3(マッキンダーズキャンプへ) 前夜は結構冷え込んだけど、ガイドのルーベンが朝からチャイを準備してくれるのでありがたい。 食事を済ませ、出発の身支度を整えていると、 ルーベンに「ここで使った灯油代をレンジャーに払ってほしい」と言われました。 おお、そうだった。街で灯油が買えなかったので各ハットでわけてもらうことにしてたのでした。 で、おいくら?と聞いたら、 「400Ksh」 高っ! 思いっきり足元見てるよ!しかもレンジャーの奴は食事も俺たちのを分けてもらってるのに! もっとディスカウントしろ!と抗議しましたが、 「次回次回」といわれ、結局400Ksh払うことに。 ああ、これなら俺のガソリンコンロを持ってくれば良かった。 気分悪くメットステーションを出発。 暫くは林道、30分ほど登り、ポリスステーションを過ぎた所からいよいよ登山道に。 樹林帯の中の急勾配をゆっくりゆっくり登ります。 ただし、メットステーションに戻ってきた時用の食糧とテントを預けて来たので荷物が5キロ近く減りわりと楽に。 標高3400mぐらいまであがると森林限界に。 日本なら2500mぐらいで森林限界になるけど、さすが赤道直下。 森林限界を過ぎると辺りは湿原帯に。 山域も広いし、このあたりはいつも雲に包まれているらしく見通しも悪い。 ガイド無しで来ていたら、ルートの確認に結構時間を取られたでしょう。 ルートはもちろんルーベンの的確なガイドで完璧。 しかし、4000mを過ぎてきた位からルーベンはややバテてきたみたい。 Aさんを気遣うように「休憩するか?」なんて聞いてくるけど、おそらく自分が休みたいんだろう(笑) 俺より荷物軽いんだからもうちょっと頑張ってくれよw 4000mを過ぎると勾配もなだらかになり、Aさん・ルーベンも楽に歩けたみたい。 結局14時過ぎに標高4300m、今日の宿泊地マッキンダーズキャンプへ到着。 6時間で到着したからいいペースでしょう。 Aさんも今日が一番不安があったみたいなので一安心。 本日は高地で寒いので小屋泊まりに。 小屋の中でお茶を飲んでいたら雲が晴れてきて最高峰のBATIANが姿を表しました。 すげー!かっこいい!でもその鋭角な岸壁はしっかりした技術がないと登れない。 もちろん俺なんかは無理w登ったら間違いなく死ぬでしょうw でも、BATIANをみたら気持ちも盛り上がってきました。 明日のレナナ峰登頂がんばろう! 本日の夕食はビーフシチューとパスタ。 ルーベンの食事は美味しい! 明日は夜3時に出発して山頂で日の出を拝むので夜7:00に就寝しました。 小屋の中といえど寒いし、高度障害の影響で少し頭が痛い。 13/05/2008 赤道直下の氷河を観に行こう! ケニア山登山2(初日)朝、部屋を出ると雲が取れケニア山の山頂が良く見える。 やっぱ独立峰はかっこいい! 朝食を済ませ、宿で出発の支度をしていたらガイドが3人、部屋にやってきた。 昨日ガイドを雇う際に食事がガイドと僕等で共同になるのだが、僕等は既に食糧を用意してある。 コック兼任となるガイドはもちろん自分たちの知っている食事しか作れないので、 今朝僕等の食糧を確認して足りない物を一緒に買いにいく約束をしてあったのだ。 約束通り朝8;00に表れたのは合格。 早速僕等の食糧をチェックして不足分をリストアップし始める。 ジャガイモ、玉葱、ミルク、肉、オレンジ、バナナ、マーガリン、灯油、、。 ちょっw、、そんなに買うの? 僕等は登山用にパスタやインスタントラーメンを中心に軽くて簡単なものを用意してあったのだが、 ガイドは容赦なくちゃんとした食事を作ろうとするらしいw 街の商店や肉屋で食糧をがっちり買い込み、次は灯油を買いにガソリンスタンドへ。 すると、灯油は品切れらしいw 自動的にこのNARUMORUでは灯油は手に入らないw どうするの?俺の用意したガソリンコンロ持ってく? すると、今日宿泊予定のメットステーションで手に入るから大丈夫だという。 (後でこれが問題になるんだけど) ツアー会社にいらない荷物を預けチャーターしたマタトゥに乗りいざ公園ゲートへ。 埃だらけの道を走ること約40分公園ゲートに到着。 Mt.Kenya National Park の看板に気持ちも高まります。 準備体操をしていよいよ出発。 今朝買った食糧はガイドのルーベンが持ってくれたのだけど、 テントやナイロビで用意した食糧二人分があるのでザックが重い。 30キロ近くあるかな、、。 今日の行程は標高3050mのメッツステーションまで高低差800m約4時間の道のり。 ゲートをくぐり、両サイドに芝が生えた美しい林道をゆっくり歩きます。 途中にはバッファローや象の足跡や糞、軍隊アリの行列なんかも。 なるべくゆっくりゆっくり歩いたのだけど、久々の重いザックで肩と腰が痛くなってくる。 ときどき重心をずらしたりしながらポレポレ(ゆっくり)歩き、 14:30にやっとこさメットステーションへ。 ああ疲れた!Aさんもかなり疲れたみたいでしんどそう。 管理人のレンジャーに話を聞くと今週ナルモルルートからケニア山に登るのは俺たち二人だけらしいw 逆にナイロビに観光客はいるのか?なんて聞かれてしまった。 年初からケニアの情勢が大悪化していた影響だろうか? 夕方までは特にすることもないので小屋の周りでのんびりお茶を飲んだりしてゆっくり過ごした。 途中、猿の訪問なんかもありました。 そして、楽しみの夕食。 今日はピラウというケニア風炊き込みご飯。 ジャガイモと牛肉がいっぱい入っていておいしい! この料理は簡単にできて味も良いので、帰国したら山でやってみよう。 夜は高度が3000m越えているだけあって一気に冷え込む。 明日以降はもっと寒いんだろうなあと思いながら眠りにつきました。 赤道直下の氷河を観に行こう! ケニア山登山1(出発編)ナイロビに滞在してやりたいと思っていたアクティビティはサファリとトレッキング。 サファリは先日マサイマラに行ったので、次は登山が行いたい。 ナイロビ近郊にはサファリができる国立公園の他にアフリカ大陸を代表する山があります。 ひとつはアフリカ大陸最高峰のキリマンジャロ。 もうひとつはケニア最高峰のケニア山。 アフリカ最高峰で知名度も高いキリマンジャロも魅力なんだけど、なにせお金がかかる。 キリマンジャロに登る場合入山料が高く、ガイド代やハット(山小屋)使用料などでだいたいUS700$ぐらい。 それに比べ、ケニア山は知名度や高さではキリマンジャロに譲るけど、 こんもりとしたキリマンジャロにたいしてこちらは鋭角的な山容でかっこいい。 最高峰であるBATIANはアルパインクライミングの技術が必要だけど、 三番目のピークであるレナナ峰なら特に技術がなくても登れるらしい。 そしてキリマンジャロよりもかなり安い金額で登れるので予算的にもOK。 ナイロビ到着前から、ナイロビに着いたら同行者を探してケニア山にアタックしてみようと思っていました。 しかし、いざナイロビに着いてみると誰も登山をやりたがらないw 金額が高い(といっても300$あれば問題ないのだけど長期旅行者は節約系の人が多いのよね)のと、 日本人のバックパッカーはトレッキングとか体力系のアクティビティを敬遠する人が多いので、 なかなか同行者が見付かりませんでした。 せっかくアフリカにきているのにもったいない、、。 うーん、困ったと思っていたら、 なんとケニアに既に4ヶ月滞在中のAさんは昔はヒマラヤ遠征なんかもやった元クライマーだというじゃないですか! それなら是非登りましょうよ!とAさんを勧誘。 Aさんは年齢も高く(50代なかば)登山はブランクがあるので体力的に自信がないが やはりケニア山には未練があるよう。 ならば、テントや食糧なんかは全部僕が担ぐので行きましょう!と説得すると それなら行ってみるかと乗ってきてくれました!感謝! しかし、僕もAさんものんびりペースで旅をしているので出発までに時間が掛かるw 結局出発は話がまとまってから一週間後となりました。 今回の登山ルートはAさんの体力的な事も考慮し一番工程が短いNARUMORUルートの往復を選択。 レナナ峰にはガイド無しでも登頂可能なのでガイドやポーターは雇わず 宿泊も山頂アタック前夜以外はテント泊、炊事も自分達で行い、 依頼するのは麓のNARUMORUから公園ゲートまでの送迎と手袋や登山靴のレンタルのみという 節約プランで挑むことにしました。 まずはナイロビからマタトゥ(乗合ワゴン)でNARUMORUへ、 NARUMORUの街に到着すると早速客引きのガイドが寄ってきますwうぜぇ! でも、話を聞いてみると結構まともでガイドのIDも持っていたので、 とりあえずそいつらに安宿まで案内させて、それからそいつらが所属するツアー会社へ行ってみました。 会社名はMt.View Tours & Trekking Safaris オフィスは同名のホテルの敷地内にある物置でしたw 一瞬怪しいと思いながらも、中に入ると沢山の登頂した旅行者の写真やクライミングギアなんかが壁に並んでて本格的。 金額表なんかも壁に張り出されていて妥当な金額だったのでここで話を詰めてみることに。 当初の計画通り送迎とレンタルのみ依頼しましたが、 ツアー会社のおやじが言うには現在は雨期で登山客も少ないのでガイドを雇うべきだと。 Aさんは金額はともかく、元クライマーらしくガイド登山に抵抗があるようでガイドは雇いたくないよう。 俺的には多少節約するよりもせっかくだから万全を期したいし、 工程の3日目深夜の山頂アタックはガイド無しでルートがわかるのか不安だったのでガイドを雇いたい。 しばらく相談した後、Aさんも体力的な不安があるので万一の事も考えガイドを雇うことにOKしてくれました。 (ちなみに、うちらが相談している最中に、ツアー会社のおやじは俺たちが金額を懸念していると勘違いしてガイド費用は一人4800Ksh→4000Kshに勝手に値下がりしてましたw) 支払いを済ませ、夜は肉屋でカランガという肉の煮込み料理で鋭気を養いさっさと眠りにつきました。 明日からケニア山登山開始です。 |
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